ウクレレとの出会い
ウクレレの認知度
今日は僕を楽しませてくれるウクレレとの出会いについて書こうと思います。
「私ウクレレ弾いてるんです。」
とあなたが自己紹介でいったとします。
まぁ大体の確率でこんな答えが返ってくると思います。
「変わってるねー」
「ギターの小さいやつでしょ‼」
「南国のー」
「あの漫談の?」(僕らの年代でこれはあまり知られてないでしょうがねw)
こんな感じでまだまだマイナーな楽器だと思います。
ウクレレを既に知っていたり弾いていたり有名なプレイヤーさんのライブに行ったりなどしてでないとなかなか出会うことはないと思います。
今日はそんなウクレレに僕が魅了されるまでのお話です。
かわいい見た目
僕は幼稚園ぐらいのころ習い事でピアノを習っていました。ヤマハの個人レッスンでバッハの速い曲を弾けたときが一番気持ちいい、メトロノームに合わせて弾くより自分の弾ける限界の速度で弾いてよく先生にご指摘いただいてたのを覚えています。
そんな感じでピアノを続けて小学校5年生の時、ヤマハの受付のところに小さな楽器が置いてありました。小5の子供が見てもそう思うぐらい小さくて、木の温かみのある見た目の楽器が。
これがウクレレとの初対面だったと思います。
期間限定レッスンと書いてあって、僕のレッスンの合間などに隣の防音室から少し漏れて聞こえるほんわかとした優しい音が気に入り、母に受けてみたいとお願いしてみました。
答えは、「ピアノやってるからいいでしょ」でした。
その時の僕はがっくりしてしばらく指をくわえて隣の部屋から聞こえてくる音を羨ましいと思いながら我慢していました。
夏が終わるとあの優しい音も聞けなくなり、いつの間にか忘れてしまいました。
そのあと塾に通うようになった僕はピアノの教室も辞めて、音楽と距離を置くようになっていきました。
ウクレレどころか音楽からも離れてしまって中学は部活のバレーに青春をささげていきました。
これからどうやって再会するのでしょうか?
母の機嫌のタイミング
中学でバレーボールをして青春をささげた僕は高校はいろんな文化部に入ってイベントごとには参加して家ではダラダラとドラマを見たりでして過ごしていました。
ある時母親と買い物に出かけることになり、BOOKOFFに古着やらなんやらを売り買いしに行ったとき、ぶらぶらしていると楽器コーナーでどこかで見たことある小さな楽器を手に取りました。鳴らしてみるとチューニングがあってなかったためとても間抜けな音が鳴りましたが、どこか響きが優しい音でした。
そう、これがウクレレとの再会です。
値段も1000円ととても安かったので、母親にねだってみました。
その時の母はなぜか機嫌がよく、教則本までセットで買ってくれました。
こうやって小さいころやりたかったウクレレを手にすることができた杉少年。
その後弾けるようになるまでの話はまたのお楽しみです。
今思えばその瞬間瞬間を生きるべくして生きて出会うべくして出会ってるんだろうなと思いました。
あの時母の機嫌がなぜかよかったおかげでこんなに大好きなものに出会えたんだなと思います。
続く